OAC美術スクールの歴史
[OAC美術スクールのあゆみ]
沿革
写真提供:高橋コレクション
1964年にOAC美術スクールは国内外で現代美術作家として活動していたアーティスト小野田實により姫路OSビルに開校しました。当時は小野田美術センター。1992年に美大受験専門のコースとして独立したアートスクールです。2006年にOAC美術研究所からOAC美術スクールに学校名を変更。 写真の右側奥のビルです。遠くに姫路城が見えます。


小野田實の作品


制作中の小野田實

小野田實(実)の略歴-selected biography -

オートメーション工場で作り出される無数の同一の無意味さに驚異を感じ1961年に「繁殖絵画論」を発表、前衛的な非具象に転換する。この頃より小野田は、そんなイメージを具体化するために無数の円=「私のマル」を選ぶ。画面に管を埋め込んだり穴をあけたりした初期の作品から、滑らかに膨らむ凸凹の画面に無数の『マル』を埋め尽くすスタイルの作品となり国際的にも評価される。1965年に元永定正の誘いで具体美術協会(GUTAI)に参加の後、二紀会を脱会。以後、具体展に発表すると共に国内外各展に出品。1972年具体解散後、1974年ネオ・アート協会を創立して美術運動を推進、1975年アーティスト・ユニオン結成と運動、1977年よりGe展に参加。1970年代中盤より同心円によるドライな作風に変化、84年以降は合板を直線や曲線で切り抜き、穴の配列とを重ねた作品に至る。おもな作品の一部は、宮城県美術館、兵庫県立美術館、芦屋市立美術博物館、姫路市立美術館、アートカイトミュージアム(ドイツ)などに所蔵。2012年 「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡(東京/国立新美術館)・2013年 Gutai:Splendid Playground(アメリカ/グッゲンハイム美術館)と近年再評価の動きが高まっている。

1937年 旧満州(現中国吉林省)に生まれる。
1960年 第14回二紀会展奨励賞 (東京都美術館)第17回佳作賞
1961年 「繁殖絵画論」を発表(「姫路美術」創刊号)
1963年 「コンファランス二紀」の運動を山本貞と興す。
1964年 第1回ターナー賞展 ターナー賞(グランプリ) 
     第3回国際青年美術家展 ヨーロッパ・日本展(東京/西武百貨店)    
1965年 現代美術の動向ー絵画と彫刻展(国立近代美術館京都分館)
     第16回具体美術展に出品、会員となる。(東京/京王百貨店、以後1972年まで毎回出品)
     SEVEN ARTISTS FROM KYOTO(ロスアンジェルス) 
1966年 現代美術の新世代展(東京国立近代美術館)
     日本現代美術7人展(サンフランシスコ・サンディエゴなど米国各地を巡回)
     第2回ローザンヌ国際展(スイス/カントナル・デ・ボザール美術館)
     具体小品展(オーストリア/ウルフェンガッセ画廊)
     汎瀬戸内現代美術展(岡山総合文化センター)
1967年 具体美術展(オランダ/オレッツ画廊)
     南日本現代美術展(高知)
     第2回姫路フェスティバル「城下町往来」舞台装置制作 
1969年 ヒロシマルネッサンス美術展(広島県立美術館)
1970年 万国博「みどり館」具体グループ展(大阪/万国博みどり館エントランスホール) 
     第1回兵庫県美術祭(兵庫県立近代美術館)
1975年 アーティスト・ユニオン結成並びに運動に参加 
1976年 アートナウ’76(兵庫県立近代美術館)  
     JAPAN NOW(サンフランシスコ) 
     今日の空間展-インフォメーションとコミュニケーション(横浜市民ギャラリー) 
1979年 特別展「吉原治良と具体のその後」(兵庫県立近代美術館)
     第5回ヒロシマルネッサンス美術展(広島県立美術館)
1980年 個展(大阪/サントリー文化財団・3月のギャラリー)
     椎名麟三文学碑(文字揮毫・岡本太郎)設計・制作 (姫路/書写山)
     第1回架空通信テント美術館(西宮/夙川公園以後毎回出品)
1981年 歴史小説『赤松円心則村とその一族』(井戸誠一著)の挿絵・装丁担当
     兵庫現代美術展―海―ポートピア'81協賛(兵庫県近代美術館)
1984年 第6回姫路市芸術文化大賞受賞 
     岐阜アンデパンダンフェスティバル20年後の動向展(岐阜県美術館)
     いま絵画はーOSAKA’84(大阪府立現代美術センター)
1985年 吉原治良と「具体」1954-1972(芦屋市民センター)
1986年 季刊芸術『駟路』を創刊し、編集・装丁を行う(1988年[第8号]まで発行)
1988年 アートカイト展(大阪ドイツ文化センター主催)
    (宮城県美術館、姫路市立美術館など全国各地の美術館を巡回後世界各地の美術館でも開催される) 
1991年 館蔵品展抽象と幻想(姫路市立美術館)
1992年 具体美術協会の作家たちー所蔵作品を中心にー(宮城県美術館)
     1500からの150-姫路市立美術館10年のコレクション(姫路市立美術館)
1993年 具体展Ⅲ1965~1972(芦屋市立美術博物館)
1994年 館蔵品展選ばれたかたち(姫路市立美術館)
1995年 館蔵品展戦後の美術50年ー郷土の作家を中心にー(姫路市立美術館)
1996年 日本の美術よみがえる1964(東京都現代美術館)
1997年 館蔵品展素材と表現(姫路市立美術館)
1998年 姫路市立美術館15年コレクションから(姫路市立美術館)
2002年 具体美術協会の作家(宮城県美術館)
2004年 現代郷土作家展「小野田實の世界」(姫路市民ギャラリー/姫路市立美術館主催)
     「具体」回顧展(兵庫県立美術館)
2006年 色と形のハーモニー展(姫路市立美術館)
2008年に没
2012年 「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡(東京/国立新美術館)
2013年 Gutai:Splendid Playground(アメリカ/グッゲンハイム美術館)

具体回顧展 小野田實
「具体」回顧展(兵庫県立美術館)
【2007/01/30 16:44】 | OACの歴史 | page top↑
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